四角形の起源

記事にするほどのことでもないのかもしれないけれど。


なぜ写真は四角なのか? 最近そんなことが気になってしまいました


なぜ写真は四角形なのか

センサーが四角だから。


ごもっとも

たしかに、光をデータ化する場所が四角なわけだから写真も四角になる。


最近でこそ360度撮れるようなカメラがお店でも買えるようになってきた


でも、一般的なデジタルカメラは四角いレンズを積んでいる。

もちろんiPhoneとかスマホでも一緒。あの丸い小さなレンズの奥にちっちゃい四角いのがついてる


しかしどうだろう?

もっと本質的に考えてみると、レンズが丸いのになぜ写真は丸くないのと思わないかな


丸いレンズと四角いセンサー

言ってしまうと、写真は、丸いレンズで取り込んだ光を、それをわざわざ四角いセンサーで切り抜いたもの。


そういう切り取り方がときに評価されたりもする

色味とか他の要素ももちろんあるけどね


こうしてみると、写真が丸いほうが世界をそのまま切り取れそうな気がする

つまり、いままで四角で切り取ってた世界を円形にするの


おもしろそうじゃない?

まぁこれには技術的に丸いセンサーが難しいとか、レンズの端は画が歪むとかって問題があるんだけど


360度のカメラで空間をそのまま残すっていう試みは面白いと思う

でも、いまだに普通の写真は四角形のまま

なんでだろう?


四角の歴史

フルサイズ一眼のセンサーの大きさは、35mmフィルムからきてる

一番普及したフィルムの形式

そのフィルムも四角。なんで?


なんだかそろそろなんかの陰謀が働いてそうな予感...


僕が思うに、これはたぶん絵画が四角だからだと思う

中世のヨーロッパとかそれよりちょっと昔の時代は特にそうだと思うけど

王みたいな権力者が自分の姿を画家に描かせてたりしてた

(そういう画家のことなんて言うんだっけ?)


いちばーん最初は絵も記録のためにしか描かれてなかった


そういう絵も、最初は四角じゃなくて、洞窟とか土器とかに描かれていた

ラスコーの洞窟絵とかね


いつから人は四角形に風景を落とし込むようになったのだろう


「四角形の歴史」

ちょっと調べていくうちに、赤瀬川原平さんの「四角形の歴史」という本を知った


筆者によれば、人間が生活を整理していくうちに直線が生まれ、四角というかたちができたんだって


詳しくは調べたり読んでもらえばいいと思うんだけど

自分が妄想してたことは、もう過去に誰かが考え付いたことなんだなーって。


自分も誰かにそう思われるような存在になりたいね

 

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